いろんなニュースを調べてみよう(筆者・白男)

ニュースを調べて、わかりづらい点をわかりやすくしてみたいブログです。

『ふるさと納税』世界へ漕ぎ出す企業を地域が支える

こんにちは!

●とりあえず前置きと本日の新聞から
難しい話題を取り上げた結果、その次に扱う記事を選ぶのに苦労しました。
日本経済新聞産経新聞を読める環境ではあるのですが、
そちらを見ても昨日の話題を継続するか、文面が長くて取り上げにくいかのどちらか。

天皇陛下のお言葉について、憲法第4条にて禁じられている「政治的発言」にならないかという論調も小記事で上がっておりましたが、それを言い始めると皇室は立場総てが「公」である以上何も発信できなくなるし、皇室としての役割も希薄になってしまうのではないかと考えます。
2009年終わり頃の「1ヶ月ルール」にまつわる騒動は逆に政治利用過剰でもありましたが、逆に皇室からの発信に呼応して政府が動きだす事を「政治的発言(利用)」と批判論調化されるようなら、あえてこの言い回しをしますが、一部の権力者のための『置物』に成り下がりますよ?
それだけは避けなければならない。

絶対に長くなりますので、この辺で本題に参ります。
本日はスマホアプリ「Smart News」経由でこの話題へ。


●本題です。
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政府に言われてもVAIOふるさと納税返礼品にする理由
http://ascii.jp/elem/000/001/208/1208094/
【ASCII.jp×ビジネス】http://ascii.jp/biz/
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詳しい記事の内容は、上記リンクにて是非御覧下さい。

ニュースの舞台は長野県安曇野(あづみの)市。
安曇野市公式ホームページ】http://www.city.azumino.nagano.jp/

北アルプスの麓に位置し、日本有数の「湧水の街」であり、
きれいな水を活用したわさびの栽培も盛んです。

また、ソニーの旧事業だったPCメーカー「VAIO」の本社所在地でもあり、
安曇野市ふるさと納税への返礼として、VAIOノートPCが選定されています。

しかし、政府としては換金性が高い物品の選定を自粛するよう要請。
それでも、地域の繁栄に貢献している企業であり、地元の生産品であるVAIOを返礼品として、
設定し続けています。

ふるさと納税
始まってから結構経ってますから簡単におさらい。
そもそも「ふるさと納税」制度とは、国民の皆様が応援したい自治体に対し寄付という形で納税を行える制度です。この寄付額を申告することで、所得税及び住民税が減額されます。
東京を始めとした大都市圏に生活基盤を移しても、自身の生まれ育った地域へ納税できるなど、地方創生のための重要な政策です。
これに対し各自治体は寄付への返礼という形で、地域の特産品や本件のような地元企業製品を贈っています。

安曇野市の場合
安曇野市も上記と同様、地元の農産品、畜産品、水産品、地酒をはじめ、VAIO製PC、EPSON製PC、アルタス社製フルート、伝統工芸品である蚕糸の織物(ストール)、腕時計と、多岐にわたった返礼品を用意しております。
ほぼ宣伝になっておりますが、私は現在進行形で茨城県民なので気のせいであります。

PCなどは35万円以上、機種によっては50万円以上の寄付が必要なのですが、
所得控除・住民税控除を含めると、換金による利益発生がありうるのも確かです。
PCなら機種や経年、状態によっては新品同様の額で取引されるでしょうから、
結果として寄付者が住む自治体と寄付を受けた自治体、両方へ悪影響が出るケースもあるでしょう。
ただ、返礼品の価値次第では更なる課税もありえますので一概には言えません。
この点は「ふるさと納税」で検索をかけてみて下さい。

しかし、それ以上に安曇野市が重視していらっしゃるのは、「企業と地域のつながりをPRできること」
ふるさと納税の返礼品をきっかけとして地域を知ってもらいたいという気持ち」なのだと考えます。
ひとつの返礼品が話題に上がり「じゃあ他の返礼品を見てみよう」という踏み込みから、
地域のことを知ってもらう、そして特産品のPRを通じて何かしらの交流を生み出す。
これは「地域おこし協力隊」にも通じるかもしれません。

●要改善点・心配な点として
元はといえば、大都市圏への過密化及び地域の過疎化に対する策として始まったはずの「ふるさと納税
どうしても気になるのは下記のこと。
「大都市圏が絡まない、地域同士のお金の取り合いになっていないか」
「返礼品の準備のおかげで実は収支への助けにならないなんて事はないか」
「寄付者がそもそも返礼品目当てになっていていいのか」
「寄付金集めに躍起になりすぎて、本来の住民を軽視していないか」
上記の換金性に関わる点も含めて他にもありそうですが、とりあえずはこんなもんかと。

心配な点の詳しい話もしてみたいところですが、明らかに長くなりすぎたのでここまでにします。


せっかくだし次回は地域おこし協力隊を挙げてみようか?
はたまた予定通り新聞やネットニュースからピックアップしようか?

見切り発車かつ行き当たりばったりなので、次回のピックアップまでに決めときます。

 

 

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『生前譲位』本日発表された天皇陛下のおことばを拝見して

こんにちは!

初めての記事なのでエンタメあたりから持ってくることも考えましたが、
批判など覚悟で最高級に難しい話題をお送り致します。
語彙に乏しい点多くあるかと思いますが、何卒ご了承下さい。

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象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば
平成28年8月8日

http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

宮内庁公式ホームページ【http://www.kunaicho.go.jp/index.html

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内容は是非とも上記ページより御覧頂きたく思います。

本日、今上天皇陛下より「象徴としてのお努めについて」という題にて、
おことばの御発信がありました。
先日より「生前退位」というキーワードで報道されていた一件。
初めて聞いた際にはとても驚きました。

 

日本においては明治維新以降行われていない、実に150年振りのこととなります。

さて、突然ですが『天皇』という位が担う仕事を簡単に挙げてみましょう。

82というご高齢の中、『国事行為』においては事務として年間1000件以上、
件数だけで判断してはならず、特に叙勲や任命に際しては多くの書類・枚数が関わるため、
年間で考えれば一般国民には想像が出来ない量の作業量となるでしょう。
また、国会の開会においての御出席、首班指名内閣改造の後にある国務大臣任命の式典なども、
憲法に規定される『国事行為』です。

 

また、「公的行為」としては園遊会をはじめとした天皇皇后両陛下主催の各会、
両陛下の地方や外国への御訪問、外国からの賓客への御対応、一般参賀などの公的行事への御出席と、
「陛下のご予定」として宮内庁HPで確認できる範囲でも非常に多忙であることがわかります。
毎年8月15日に執り行われる『全国戦没者慰霊式』もこれにあたります。
園遊会前には出席者の名簿はじめ、出席者一人ひとりが携わる事柄の資料を御覧になっているというのも有名な話かと思います。

 

『祭祀(サイシ)』や公務に結びつく諸作業までも含め、総作業量はとてつもないものになると容易に想像できるでしょう。
近年では高齢により、心臓をはじめとした身体の不調もあり、ごく一部の公的行為を皇太子殿下ご夫妻へ引き継いではいるものの、多岐にわたる公務に携わっておられます。
近年、体調への心配の声がわずかずつでも大きくなっていた中で、
この度の「生前での譲位」という選択肢をお示しになったのだと考えます。

 

ここにおいて言える事は、陛下のお考えを真っ先に尊重しなければならないことです。
現行の皇室制度に触れない範囲である、あくまで個人としてのお考えであることを前置きとして、
身体の衰えから、天皇としての勤めを全うできなくなることへの考慮、
健康が悪化した場合、また崩御となった場合の混乱を憂う言葉、
社会の停滞や国民の暮らしへの影響に対する懸念、そして、残される家族や行事に携わる人々への想い。
長い間の熟慮が成った、それが此度のおことばであると私は考えます。

 

これから考えていかなければならないのは、特に「皇室典範」の「譲位」に関する点。
明治から今に至るまでの新旧皇室典範において、「生前譲位」に関わる文言はありません。
よって、宮内庁皇室典範規定の「皇室会議」を主導とし、
この場で無用な案件を排して決定を行うことが肝要です。
特に、「天皇制のあり方」「男系/女系の継承条件」などは絶対に話題に出してはならない。
この場ではあくまで「生前の譲位」についてのみを策定することです。

 

決めるべきことは、譲位に関する規定の追加制定、譲位後の前皇の立場、予算に関わる案件、
ほか、私などでは挙げきれないほど決定しなければならない項目があるはずです。
次期国会からは、この一件を優先事項の一つとして審議に入ることになるでしょう。

ですが国民が首を突っ込むには限界がある一件。
無為な報道をする事無く、混乱するような意見を出す事無く、成り行きを見守ることも肝要です。


以上、長くなりましたが、次のニュースにてお会いしましょう。

はじめまして!(本ブログの概要です)

はじめまして!

 

この度、この「いろんなニュースを調べてみよう」というブログを立ち上げることに致しました。

 

ここでは、当日もしくは前日の気になったニュースをピックアップし、特にわかりづらい点は噛み砕いて解説できればと思います。

ピックアップ対象となるニュースのジャンルは、公序良俗に反しない範囲のすべて。

政治、経済、社会など、一般の新聞に載るようなものを扱います。

 

あくまでニュースへの感想と解説のみにとどめ、それに対する意見は出来るだけしないようにするつもりです。

以前、「新聞などは文面の行間を読め」という話を聴いたことがありますが、そのようなブログに出来ればと、このブログの最終目標です。

 

今回は挨拶だけ、数日後から開始致します。

それではこれから、よろしくお願い致します!

 

 

何日続けられるだろう・・・( ´・ω・)